なんだか良く分らないものを買ってしまった・・・。
そういう経験は誰にでもあるはずです。
人は感情でものを買うのですが、今回はそのお話。
ウィンドウショッピングが好きな女性
これは女性なら当てはまる人が多いかもしれませんが、ウィンドウショッピング!
偏見たっぷりですが、女性はだいたいウィンドウショッピングが好きではないですか。
家族で買い物に来て、忙しく動き回るお母さんと暇そうにウロウロしているお父さん。これはどこの家庭でも見られる光景かと思います。
逆に、寡黙な男性が黙々とウィンドウショッピングを楽しむという話は聞いたことがないです。
そう、感情が豊かな人ほど買い物に行く傾向にある!と個人的に思っているわけです。
イチゴ味や抹茶味のカフェオレを買ってくる人
これは私の母でございます。
なぜかイチゴ味のカフェオレ、抹茶味のカフェオレを買ってくるのです。
普通のイチゴミルクでいいじゃん!
普通の抹茶オレでいいじゃん!
もしくはただのカフェオレでいいじゃん!
なんでわざわざイチゴミルク風のカフェオレを買ってくるの?
と私は少し不機嫌になります(笑)
しかも、「美味しいかもしれない」と言って大量に買ってくるのです。
そしていつも賞味期限が切れて、部屋の奥に眠ることに・・・。
こういう経験はありますでしょうか?
当てはまる人はめちゃめちゃ当てはまると思います。逆に当てはまらない人は全然当てはまらないでしょうね。
変わった味の食べ物を買わせているものの正体とは?
イチゴミルク味のカフェオレを買わせているのは「食欲」ではありません。飲んだことがないので食欲の湧きようがないからです。(飲み物に食欲はおかしいだろというツッコミはどうかしないでくださいませ)
母に、この風変わりな味の飲み物を買わせているものの正体は「好奇心」です。
クイズ番組で答えが知りたいと思っちゃうあの感じなのです。
母は、「紅茶味のカフェオレ」を見かけたりすると6~10本くらい、多い時はダンボールで1箱(20本くらい?)買ってきますが、これを買ってしまうのはクイズ番組と同じで「答え(味)を知りたい」という心理が働いているのです。
美味しいから買うわけでも、頻繁に飲むから買うわけでもありません。
好奇心が大きく働いて、その結果、○○味のカフェオレを大量に買ってしまうのです。
私は母に「ジュースが飲みたいんじゃなくて、クイズの答えを知るためにお金を払ってるようなもんだから加減して買ってね」とよく言っています。
※実家の和室の奥には大量に賞味期限切れのジュースが眠っているのです。
ウィンドウショッピングに行く目的
女性がウィンドウショッピングを好きなのも、おそらくワクワクを感じられるからだと思います。
別の言い方をすれば、ワクワクという感情を体験するためにウィンドウショッピングへ行っているということです。
自動車はガソリンを燃やして走りますが、人間は感情(この場合はワクワク)によってウィンドウショッピングへ行くのです。
最近ニュースでやっていた外国人のお菓子売り
最近ニュースでやっていたのが、外国人のお菓子売り。
「私はコロナで仕事失いました。学費稼げません。お菓子買ってください。」という主張だそうです。確か1個500円だったかな。
この外国人の手作りお菓子を買ってしまうのも、実は感情が働くからなのです。
その感情は、可哀そうという同情心であったりするわけです。
私は、そう頭で分かっているので、「絶対に買わん!」という感じなのですが(←非情!)、皆さんはどうでしょうか。
というか東京に住んでいないのでお菓子を売ってくる外国人に会ったことすらありませんが。(内心だとちょっと会ってみたいし、外国の家庭的なお菓子がどんな味なのかも少し気になってたり。)
営業に来た人から買っちゃうパターン
これも当てはまる人は何度も経験しているかも。
「私、これが売れないと帰れないんです。どうか買ってくれませんか?」
という営業で、まあ1つくらいかならいいか、と買っちゃう人。
これも同情心や可哀そうという感情が働き、あなたにものを買わせているわけです。人は感情が働くとものを買ってしまう傾向にあります。
私の場合は絶対買わないマンなので、動かざること山のごとしで、絶対に買わないのですが笑(←非情!!)
別にそれが良いとか悪いという話ではありません。ただ、人は感情が働いた時にもの買うことが多いんですよ、と言いたいだけなのです。
感情が働くと行動を起こす、と言ったほうが正確ですね。
ブランド物や高級車を買う人
これは完全に虚栄心です!(なんか悪口みたいになってきた!)
人から良く思われたい、かっこいいと思われたい、凄い人だと思われたい。
これらはまとめて虚栄心と呼んでいます。
ブランド物や高級品、高級車を買う人も「凄い人と思われたい!」という虚栄心が働いているからなのです。
オンラインなどのテレビゲームで強い装備やおしゃれな装備を身に付けたり、ドヤプレイをしたくなるのも虚栄心が犯人です!
私は今はゲームはしてませんが、昔ゲームにはまっていた時は完全に虚栄心の塊でしたね。
「俺の上手いプレイを見せてかっこいいと思われたい」と内心で思いながらプレイしていました。男性でゲームが好きな人にはとりあえず褒めておけば好感度が爆上がりしちゃうので今度試してみてください。
虚栄心は別に悪いものではない
この「人から良く思われたい」「凄いと思われたい」という感情は健全に使えば、その人に努力をさせて成長を促したりするので、虚栄心が悪いというわけではありません。
虚栄心は車のガソリンで言うとハイオクガソリンのような感じです。それを燃やしてどこに向かうかは自分次第です。
今かっこいいことを言ったぞ、という空気感を出したまま今回はこのへんで終わりたいと思います。
今回のお話の要約:人は感情でものを買う、人は感情で動く
以上!
ご覧いただきありがとうございました。