今ご使用中の広告見出しが売れるものなのか、具体例でご説明します

こんにちは。

宮城で活動しているセールスライターの佐藤です。

今回はたくさんの広告見出しの具体例を挙げ、あなたが今現在出している広告の見出しが本当に売れるものなのかをチェックしていただけます。

もし売り上げの上がる広告見出しになっていなかったとしても、売り上げが上がると科学的に証明済みの方法を紹介いたします。

広告の見出しが短ければ良いというわけでもない

広告の見出しは長いほうが良いのか、短いほうが良いのか、これは専門家やプロの間でも意見が分かれます。

広告の見出しは短いほうが良いですが、伝えなければならないメッセージが入っていることが絶対条件です。

①重要なメッセージを含んでいる短い見出し

②重要なメッセージを含んでいる長い見出し

③重要なメッセージの無い短い見出し

④重要なメッセージの無い長い見出し

この中で売れる見出しは、①と②だけです。パッと見て、何を言ってるのか分からない見出しや、相手にとって何の得もない見出しはスルーされておしまいです。

見出しがめちゃめちゃ長いのに成功した広告

見出しは短いほうが良いですが、それは理想を言えば、の話です。

長々とした見出しでも大成功した広告を紹介します。

※上の広告は実物をまねたイメージです。

※1ドルを100円に換算しています。

ファブリカントという宝石店の広告です。この見出しに変えてから大反響で、広告出稿量が12倍になったそうです。

紙面の半分以上のスペースを見出しに使っています。

とても長い広告の見出しですが、相手にとっての得(宝石の売却で損をしない、より高額で売ることができる)をしっかりと伝え、大成功を収めました。

もし、この広告の見出しを短くしようと考え、「宝石を売るならファブリカントへ」としていたら、全然売れなかったに違いありません。

相手にとって得となる情報は、何文字になろうがお構いなく見出しの中に全て入れる。」というのが売れる広告にするためのポイントです。

見出しが長いのに売れた広告 旅行代理店バージョン

この夏、アメリカ西部がわずか82,700円~

全費用込みの旅行パック

スリル満点の14か所からお好きな場所をお選びください

これも見出しがとても長い広告の1つです。長いけど言いたいことを全て詰め込んだ優秀な広告の見出しです。

相手にとって得になること(アメリカ西部を安く旅行できる)と好奇心が刺激される内容(スリル満点の14か所)をうまく組み合わせて、全て見出しに盛り込んであります。

もしこの見出しを無理に短くしようと思ったら、次のような売れない広告になっていたことでしょう。

この夏は、アメリカ西部に旅行へ!

これはキャッチーでいかにも響きは良いですが、読み手の好奇心を刺激するわけでも無ければ、相手にとって得になることを伝えているわけでもありません。

この見出しを見て本気で旅行に行くことを考えるか、というとおそらくそうではありません。この短い見出しでは典型的な売れない広告です。

広告の見出しに洒落はいらない

広告の中には上手いことを言ってるものや、洒落たことを言っているものもあります。

こうした芸術性で押し出している見出しは売れません。

売れない具体例:女性の皆さん この夏(summer)の概要(summary)をお読みください

売れない具体例:イクラはいくらで買いますか?

石碑に刻まれているような文言もダメ

石碑やブロンズ像に刻まれていそうな古めかしい文言もダメです。

売れない広告になってしまいます。

売れない具体例:真実は光とともにある

売れない具体例:人生における真の楽観主義

売れない具体例:汝の笑顔は黄金の価値

どれも何を言っているのか意味不明です。

売れる見出しは、単刀直入、分かりやすい表現、相手にとっての得を伝えているという特徴があります。

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