広告で成功した見出し10個と、失敗した見出し10個

こんにちは。

宮城で活動しているセールスライターの佐藤です。

今回は、広告の見出し(ヘッドライン)のお話。

あなたの広告の見出しを確認して、売上の上がる見出しになっているのかぜひ確認してみてください。

成功例を見た時に違いが分かりやすいように失敗例から紹介していきます。

※このページでは私自身の学習とアウトプット作業の一環として、名著『ザ・コピーライティング』を参考にしています。

失敗した広告の見出し10個 (失敗例)

失敗した広告の見出しにはネガティブなことが書いてあります。これから見ていく失敗例たちにどんな共通点があるのか、ちょっとしたクイズ感覚で探してみてください。

ここで紹介するのは実例ではなく、紹介用としてアレンジしてあるものです。分かりやすさ重視でまとめてあります。

①やめて・・・、私に節税のことを聞かないで

効果的な節税対策の広告。

②あなたに勝てる見込みはない

ビジネス講座の広告の見出し。

③もう2度とこんなクソゲーはしないと心に誓った

ゲームソフトの攻略本の広告。

④あなたがどれだけ成功しやすいビジネスを知っているかのテスト

ビジネス講座の広告。

⑤不安になるばかりで、人生を楽しむことを忘れていませんか?

生命保険の広告。

⑥起業したての女性が多く抱える問題とは?

ビジネス講座の広告。

⑦奥様に対してフェアですか?

生命保険の広告。

⑧堂々巡りの毎日を送っていませんか?

家計簿の広告。

⑨効果が無かった数年間

ダイエットプログラムの広告。

⑩妻はこんなに副業で儲かっていることを、出世できない夫に教えてはくれません

副業術の広告。

解説:失敗した見出しに共通する特徴

(1)ネガティブな内容が多い

失敗した事例では、ネガティブな内容のものが多いですね。 → 「やめて、節税を聞かないで」「勝てる見込みはない」「クソゲーはしないと心に誓った」など。

不安を煽るだけのものも見られます。 → 「不安になるばかりで人生楽しむのを忘れていませんか?」「堂々巡りの毎日を送ってませんか?」「効果が無かった数年間」など。

実は、見出しにネガティブな内容を含んでしまうというのは、広告を勉強したての頃に多いような気がします。私も学びたての頃にこれと全く同じ過ちをしていました。

私の経験則ですが、広告の見出しではネガティブな内容は絶対に排除するというのが原則だと思います。

ただし、このネガティブを排除するというのは見出しに限った話で、セールスレター本文でネガティブな内容に触れるのはアリだと思います。例:こんなお悩みありませんか?、腰痛で毎日つらい、商品購入前のクライアントの絶望的な毎日など。

(2)好奇心を刺激するものが多い

好奇心を刺激して見込み客を引き込むというのは良い手法です。しかし、好奇心を刺激するだけで解決策が見出しに含まれていません

成功した広告の見出し

ここからは成功例を見ていきます。失敗例とは全然違うという事をきっと理解していただけることでしょう。

※成功例は『ザ・コピーライティング』のものをそのまま載せております。

①どうやってわざと馬鹿なマネをしてトップセールスマンになったか

セールス術の通信講座の広告見出し。

②この絵のどこが変でしょうか?

女性2人が男性1人にエスコートされて通りを歩いている、というビジュアルが添えられているらしい。

エチケット、マナーに関する無料レッスンの広告見出し。

③私はこうして一晩で記憶力をアップしました

記憶力トレーニング講座の広告見出し。

④私に5日ください。魅力的な性格に変えてみせます―無料でお試しください

性格改善に関する通販書籍の広告見出し。

⑤お知らせ 新講座開講、今後5年以内に独立したい方へ

管理職向けの新ビジネス講座の広告見出し。

⑥難聴の方々がささやき声まで聞こえるようになります

難聴者用の補聴器の広告見出し。

⑦求む―高報酬で、不動産スペシャリストとして働きませんか

不動産販売に関する通信講座の広告見出し。大成功した広告で何度もこのヘッドラインで掲載されたそうです。

⑧お知らせします―在宅ワークで稼ぐ新しい仕組み

在宅ワークに関する講座の広告見出し。

⑨「エール大学に行く暇がなかった、自宅が大学代わりだったから」と、有名作家

世界名作文学全集の広告見出し。

⑩賭けたのは切手代 2年後に3万5,840ドル儲けました

自己啓発講座の広告見出し。

解説:成功した見出しに共通する特徴

(1)ポジティブな内容が多い

全体的にポジティブな内容が多いですね。 → 「トップセールスマンになったか」「記憶力をアップ」「魅力的な性格に」「難聴の人がささやき声まで聞こえる」などなど

(2)好奇心+好ましい結果

失敗したものと「好奇心を刺激する」という点では同じだが、ワクワク度が違います。

到達点として、「トップセールスマン」「魅力的な性格」「3万5,840ドル」などの好ましい結果が見出しの中に含まれています。

失敗例では、どれも好奇心を刺激するものの、それだけで終わっていて「好ましい結果」は含まれていませんでした。この点も踏まえてもう一度眺めてみると、失敗例と成功例がはっきりと違いがあるという事を理解できると思います。

自分の広告の見出しを考える時は、必ず成功例を参照してください。

具体的には、①必ずポジティブな見出しにする、②好奇心を刺激しつつ好ましいゴールを見出しの中に入れる。

もしお困りであれば、セールスライターである私が全力でお手伝いします。

それでは今日はこの辺で。ありがとうございました。

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